home からくりの謎 からくりの歴史 からくり人形 からくり箪笥 注文フォーム 会社案内

「からくり」と聞いて何を思い浮かべますか?
仕組みのわからないものをじっと見つめた後、「そういうからくりがあったのか!」
とひざを打つ姿?テレビや博物館で見たからくり人形? からくりという言葉自体がよくわからない人が多いのではないでしょうか?
摩訶不思議な響きをもつこの言葉が誕生するのは、実はそう古くなく江戸時代にさかのぼります。
当時は機械工学そのものの意味で使われていましたが、
そのうちに何かに操られて動くもの、常識を超えた動きをするもの、
不思議なものはすべて「からくり」と言われるようになります。
巧機、機関、機構、旋機、機、操、関鍵、器械など全て「からくり」と
読まれていました。では、からくりの語源はどこからきたのでしょう?
外来語に「傀儡(かいらい)または(ぐくつ)とも呼びます」 という言葉が
あります。この傀儡(かいらい)が訛って「からくり」となったのではないかと
思われます。

傀儡の意味は「あやつり」です。
10世紀の宋の時代、傀儡には、8つの方法がありました。
懸糸傀儡(けんし) …糸を使ったからくり マリオネット
杖頭傀儡(じょうとう) … お舞人形 文楽 頭を支える棒(足)で動く人形
水傀儡(すい)  …水面下で人が動かす人形 水上人形芝居
薬発傀儡(やくはつ) …花火のような火薬で人形が移動する
皮影傀儡(ひえい)  …影絵  
布袋傀儡(ほてい)  …指人形 
肉傀儡(にく)  …子供の手足を後ろから操る
機関傀儡(きかん) …きかいじかけ
このうちの7つは原形のままに主に芸能として今に伝えられていますが、唯一
発展し続けているものがあります。
それが機関傀儡で、「からくり」と呼ばれるものです。
何らかの動力エネルギーを利用し、機械仕掛けで動くものです。
からくりは発展し続けて現在のロボットへと進化しています。 では
具体的にからくりとはどんなものがあるのかを見てみましょう。
からくりには山車からくりと座敷からくりに大別できます。

山車(だし)からくりとは、
祭りの際につかう山車(だし)の上山(うわやま)に人形が設置されている
ものです。現在有名なものでは飛騨地方や愛知県の祭りに使われる山車
からくりがあります。人形に糸を操り動かすものから ゼンマイ、バネ、歯車と
いった機械仕掛けを使ったものまであります。
なぜ、まつりにからくりが使われたのでしょう。昔、祭りには見えない世界を見るための儀式でした。そこでは、人形は神を宿す神体として使われるようになりました。まるで魂が宿ったかのように動く人形を見て、私たち人間も又、神にあやつられる存在である事を謙虚に受け止め、見えない神の存在を再認識をするようになりました。

座敷からくりとは、
家の座敷で使える、凝った細工や不思議な仕掛けのある玩具や置物全てを
いいます。良く知られる からくり人形やからくり箪笥などがそうです。
外から見えないところで工夫と技巧が凝らされて、人形や物が動き、見る人を
驚嘆・感動させます。
神聖な領域の山車からくりが、遊びへと転換されたものが座敷からくりです。
座敷からくりには、すばらしいアイデアと人を驚かせるユーモアセンス、そして何より日本の技術の素晴らしさを見る事が出来ます。

 
   
       

Copyright (C) 2010 ADVAN Co.,Ltd. All Rights Reserved