江戸の最先端技術を集めて作られたからくり人形。
製作には知識だけではなく、精巧な技量を必要とするだけに、一子相伝が難しく職人が途絶えてしまいました。当時のものが残ってるのは稀で、あったとしても機構が壊れていないものは、ほとんど現存していません。それ故に「幻の人形」と呼ばれます。
しかし、この「幻の人形」に魅了された現代のからくり人形師である半屋春光氏が、苦難の末、江戸技術と材質をその当時の文献にならい忠実な製法技術を用い精密に復元する事に成功しました。
からくり人形は、江戸時代に確立した洗練された日本の様式と文化を今に伝えるかけがえのない先人の遺産と言えます。
|